もうすぐやってくるバレンタイン! 今年はワンボウルで簡単に作れる本格チョコケーキを手作りしてみるのはいかがでしょうか。牛乳パックを再利用して焼き型にすることで、型を洗うことなく、洗い物も減らすことができます。
美味しさの決め手は板チョコをまるごと1枚使うこと!また、余らせてしまいがちなジャムをたっぷりサンドすることで、しっとりとなめらかな舌触りのケーキに仕上がります。
簡単なのに、まるで洋菓子店のケーキのように上品で濃厚な舌触り。 大切な人やお世話になっている人に感謝の気持ちを込めて、ぜひ作ってみてくださいね。
エコでおいしいポイント
① 牛乳パックを容器として再利用。焼き型を用意する必要がありません。
② ワンボウルで作るので、洗い物の削減になります。
③ 余らせてしまいがちなジャムをたっぷり消費できます。また、しっとりリッチな食感に仕上がります。
『板チョコジャムケーキ』のレシピ
<材料>(900ml~1L牛乳パック 1台分)
・無塩バター
100g
・グラニュー糖
80g
・卵
2個
☆薄力粉
100g
☆ココアパウダー
大さじ2
☆ベーキングパウダー
大さじ1
・牛乳
大さじ3
・板チョコ
1枚(約7cm×16cm 、50g程度)
・好みのジャム
大さじ2~3(50g程度)
・粉糖(飾り用)
適量
<必要なもの>
・900ml~1L牛乳パック
・クッキングペーパー
<準備しておくこと>
・牛乳パックは中をよく洗って乾かし、側面1面を切り取って型をつくる。
プラスチック製の注ぎ口が付いている場合は切り落とす。
牛乳パックの口を大きく開けている場合はホチキスで止めておく。
・切った牛乳パックの容器の中に、卵2個を割り入れ、溶いておく。
・バターを大きめのボウルに入れ、常温に戻しておく。
※このボウルに全ての材料を入れてワンボウルで作ります。
・オーブンを180℃に予熱しておく。
<作り方>
【調理時間:15分+焼成時間35分+冷却時間60分】
1. 常温に戻しておいたバターをホイッパーでほぐしてグラニュー糖を加え、バターが白く柔らかくなるまで混ぜる。
2. 1のボウルに溶き卵を3回に分けて加える。その都度ホイッパーで白っぽくなるまでよく混ぜ合わせる。
☆の粉類と、牛乳を加えて混ぜ合わせる。
3. 洗って水気を拭き取った牛乳パックにクッキングペーパーを敷き詰め、生地の1/2をヘラで入れる。
※牛乳パックは熱に強いですが、天板にくっつきやすいため、天板の上にも1枚クッキングペーパーを敷いておくのがおすすめです。
板チョコを生地の上にのせる。
板チョコの上にジャムを均等にのせる。
残り1/2の生地を被せて表面を平らにならす。
4. 180℃のオーブンで35分焼く。
爪楊枝を刺して、生地がついてこなければ焼き上がり!(焼き不足の際は、追加で5分程度焼いて様子をみてください。)
粗熱が取れたら冷蔵庫で1時間冷やし、型から外して7~8等分に切り分けて完成です。
(時間がなければ冷凍庫で急冷してもOKです。)
ケーキを型から外す時に牛乳パックを広げるようにカットすれば、まな板の必要がありません。
また、切り分けた後は牛乳パックを捨てるだけなので、洗い物もなく、後片付けがラクになります。
仕上げに粉糖を振りかければ、お店で食べるようなおしゃれな仕上がりに!ひと切れずつワックスペーパーでラッピングすると素敵なプレゼントに早変わりします。
苺やブルーベリー、柚子など好みのジャムでアレンジを楽しめるのも嬉しいですね。
本命にも友チョコにも、きっと喜んでもらえる『板チョコジャムケーキ』。今年のバレンタインはエコで心のこもった手作りスイーツにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
レシピ/ akari
浦和「kurasu_life料理教室」主宰。フードスタイリスト、食育メニュープランナー。野菜をたくさん取り入れること、旬のものを食べて四季を楽しむこと をモットーに毎日料理しています。中国在住経験がある為、中国料理・アジアン料理も好きです。Instagramには、家族の為に作った日々の御飯を投稿しています。
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