暑い日に食べたくなる冷たい飲み物やアイスを、身近な食材で手づくりしてみませんか?
自分で作れば安心でおいしいのはもちろん、市販品を買うたびに出るペットボトルや缶、プラごみの削減にもつながるのでとってもエコ。
家庭にある食材を使うので、わざわざ買い出しに出かける必要もありません。
今回はひんやりおいしいスムージー2種と、それをアレンジしたアイスキャンディーのレシピをご紹介します。
出来上がった時の可愛らしさに、思わず歓声が上がってしまいそう。
エコでおいしいポイント
● 市販のジュースやアイスを買わずに手作りすることで、ごみの削減につながります。
● ひんやりした食べ物を摂取して体感温度を下げ、エアコンの使い過ぎを防ぐことができます。
● カリウムやビタミン、ミネラルが豊富に含まれるトマトやバナナを取り入れて、夏バテ知らずの元気な体を作ります。
『自家製スムージー2種』のレシピ
【調理時間 約5分】(凍らせる時間は除く)
トマトと人参とりんごのスムージー
<材料>2人用
トマト
中1コ(約150g)
人参
1/2本(約50g)
りんご
1/2コ(約150g)
はちみつ
大さじ1〜2
レモン汁
1/4コ分
<作り方>
1. トマトはヘタを取って半分に切る。人参は皮付きのまま、りんごは芯を取り、それぞれ斜めにスライスする。
2. 全ての材料をミキサーにかける。
グラスに注いで完成です!
お好みでスライスしたレモンを添えても◎。
あらごしの素材感が楽しめるスムージー。
水を足さずに皮の栄養も丸ごといただける食べるジュースのような一杯です。
そのまま飲むのはもちろん、スプーンですくうように食べても◎。
ひとつまみの塩を加えれば、熱中症予防にもなりますよ。
バナナチョコレートスムージー
<材料>2人用
バナナ
1本
(バナナ皮を剥いてラップに包んで一晩冷凍庫で凍らせておく)
牛乳
300ml
板チョコレート
1/2枚(約27g)
<作り方>
1. 板チョコレートは軽く刻んでおく。
2. 全ての材料をミキサーに入れて撹拌する。
3. グラスに注いで完成です。
お好みで、刻んだチョコレート(分量外)を飾ればおしゃれな仕上がりに!
子どもも喜ぶバナナとチョコレートの王道コンビ!
冷凍バナナを使用するので、出来たてはとろ〜リとした口当たりです。口の中でパリパリとチョコレートの食感をお楽しみいただけます。
『自家製スムージー』をアレンジしてデザートを作ろう
①アイスキャンディーにアレンジ
出来上がったスムージーを型に流して冷やし固めるだけ。
製氷皿を使って一口アイスキャンディーにすると、暑いときにさっと口に入れるだけで満足できるお手軽デザートになります。
②ゼリーにアレンジ
スムージーにゼラチンを加えてゼリーに仕立てましょう!(「トマトと人参りんごのスムージー」がオススメです。)
作り方は、「粉ゼラチン7g+水大さじ2」を用意して、粉ゼラチンを水に振り入れます。全体がふやけたら電子レンジ(約600W)で約10秒加熱してゼラチンを溶かし、出来上がったスムージーの中に入れてよく混ぜ、型に入れて冷蔵庫で固めます。
トマトの赤色がとってもきれい。
見ているだけでも元気になれそうな、栄養たっぷり、お手軽デザートの出来上がりです!
身近な材料でジュースを手作りし、さらにアレンジまで楽しめてお得な気分。
とっても簡単なので、皆さんのご家庭の夏の定番レシピにぜひ加えてくださいね。
レシピ/k-meals, 片山けいこ
湘南の自宅にて店舗兼工房k-meals,主宰。管理栄養士。
Webメディアへのレシピの執筆、自宅工房での料理教室、ケータリングやプチギフトの制作などフードコーディネーターとして活動中。肩ひじ張らないあたたかみのある自然体な食ライフスタイルを提案している。現在3児の母。< K-mealsウェブサイト>
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