日本人ならばきっと、ひと口すするだけで心が安らぐ味噌汁。
でもこの暑さの中、キッチンで味噌汁を作るのも大変に感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな時に作り置きしておくと便利なのが、こちらの「味噌汁の素」。
お椀に入れてポットのお湯を注げば、簡単においしい味噌汁のできあがり!
冷蔵庫の余り食材を加えればアレンジも自在。
朝の一杯の味噌汁のために手間をかけたくない…という時も、下ごしらえが済んでいるので調理時間の短縮やガスや電気の節約につながります。
「味噌汁の素」のエコポイント
●味噌玉のように丸めないので、小分けの手間やラップの削減につながります。
●加える食材によってアレンジ自在。飽きることなく続けられます。
●冷蔵庫の余り食材を活用することで、食品ロスの削減につながります。
「味噌汁の素」のレシピ
【調理時間 約5分】(鰹節を凍らせる時間を除く)
<材料>(味噌汁10杯分(1杯150ml))
・味噌
100g
・鰹節
30g
・細葱
適量
・乾燥わかめ
5g
<作り方>
1. 鰹節を袋に入れて冷凍しておく。凍ったら、袋の上から揉んで粉々にする(市販の粉末鰹節を使用しても良い)
2. 細葱は小口切りにする。乾燥わかめは手で細かく砕く。
3. 全ての材料をよく混ぜ、密閉できる保存容器に平らに詰める
以上で「味噌汁の素」の完成です!
ヘラなどで10等分の線を引いて、1回量の目印をつけておき、冷凍庫で保存しましょう。
「味噌汁の素」の活用方法
味噌は冷凍保存をしても凍らないので、作りおきした「味噌汁の素」にお湯を注げば、あっという間に味噌汁が完成します!
後から具材を加える時は、生でも食べられる食材や、火が通りやすい食材を選びましょう。
例)トマト、レタス、青紫蘇、豆腐、油揚げなど
「味噌汁の素」を使った味噌汁の作り方
1. 「味噌汁の素」1回分をお椀に入れる。
2. 追加して入れたいお好みの具材があれば、お椀に入れる。
150mlの熱湯を注ぎ入れ、お湯の中で味噌を溶いて完成です!
「味噌汁の素」と余り食材で作る味噌汁アレンジ2品
『トマトとベーコンの洋風味噌汁』
半分に切ったミニトマト、スライスしたベーコンと、茹でたとうもろこし、仕上げに粉チーズをかけた夏らしい洋風の味噌汁です!
『ツナと茗荷の味噌汁』
1パック使い切れず、半端に余らせてしまいがちな茗荷も、コクのある油漬けのツナの入った味噌汁に合わせることで全体の味を引き締めてくれます。
「味噌汁の素」の中に入れる具材も上記レシピに限らずアレンジを楽しんでみてください。
その際は乾燥している食材を使うことがポイント。お麩やとろろ昆布などもおすすめです。
いかがでしたか?
味噌汁は一日一杯飲むだけで自律神経と腸内環境を整え、夏バテを防いでくれると言われています。作り置きしておいた味噌汁の素が、暑くて台所に立つ気力が湧かない日の救世主になってくれるかもしれません。
思い立ったらすぐに作れて、時間もエネルギーも節約できる「味噌汁の素」。ぜひみなさんの食卓にも取り入れてみてくださいね。
レシピ/k-meals, 片山けいこ
湘南の自宅にて店舗兼工房k-meals,主宰。管理栄養士。
Webメディアへのレシピの執筆、自宅工房での料理教室、ケータリングやプチギフトの制作などフードコーディネーターとして活動中。肩ひじ張らないあたたかみのある自然体な食ライフスタイルを提案している。現在3児の母。< K-mealsウェブサイト>
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