今回ご紹介するレシピは土鍋ひとつで作る煮込みハンバーグ。
野菜の下茹でも、ハンバーグを焼く作業も、煮込む作業も 全て土鍋一つで簡単に作れます。
使う調理器具が少ないので洗い物が減らせるのも嬉しいポイント。
また、保温力に優れた土鍋は一度沸騰すれば弱火にしても冷めずに加熱が続くので、ガスや電力の節約にもつながります。
ハンバーグがとても柔らかく仕上がるのは、ゆっくり火を通してくれる土鍋がなせる業。
出来上がったら、チーズをたっぷりかけて蓋をしましょう。
余熱でとろーりと溶けたチーズに、トマトの酸味と味噌のコクが相性抜群!
ベーコンで巻かれた肉厚なハンバーグもボリューム満点です♪
トマト味噌スープはご飯にかけて、余すところなく召し上がれ。
エコでおいしいポイント
●「下茹で」「焼く」「煮込む」の行程が土鍋ひとつでできるので洗い物の削減になります。
●保温力に優れた土鍋を使って煮込むのでガスの節約になります。
●余ったトマト味噌スープをご飯にかけて食べれば余すところなく食べられます。
材料(1人用)
・牛豚合い挽き肉
300g
・玉ねぎ
1/2個
・パン粉
大さじ1
・卵
1個
・塩胡椒
少々
ベーコン(長めのもの)
4枚
オリーブオイル
大さじ2
にんにく
2片
ブロッコリー
100g
☆トマト缶
1缶
☆水
200ml
☆赤ワイン
大さじ2
☆醤油
大さじ1/2
・オレガノ(乾燥)
適量(あれば)
・味噌
大さじ2
・ピザ用チーズ
100g
作り方
【調理時間:約40分】※タネを冷やす時間を除く
1. ハンバーグのタネを作る。
ボウルに挽き肉、みじん切りにした玉ねぎ、パン粉、卵、塩胡椒を入れ、粘りが出るまでヘラで混ぜ合わせる。
空気を抜きながら丸く形を整え、周りにベーコンを巻き、ラップをきつく巻いて、冷蔵庫で30分冷やす。
※調理の前にタネをよく冷やしておくことで、型崩れを防ぎます!
2. ブロッコリーは食べやすい大きさに切り、土鍋で下茹でして水気を切っておく。
3. ハンバーグを焼く。
水気を拭いた土鍋にオリーブオイルを熱し、薄くスライスしたにんにくを炒める。
香りが立ったらハンバーグを入れる。
ハンバーグの両面とベーコンに焼き目をつける。(トングを使うのがおすすめ!)
下茹でしたブロッコリーを周りに入れる。
4. ☆印の材料を全て土鍋に入れる。オレガノを入れ、味噌を溶き入れたら、20分程煮込む。(焦げ付きを防ぐため、時々トングなどを使ってハンバーグを動かしてください。)
火を止めて、ピザ用チーズを振りかけたら、蓋をして余熱でチーズを溶かし、お皿にご飯、ハンバーグを盛り付ける。
以上で完成です!
お好みでスープをご飯にかけて召し上がれ。
合わせて盛り付けたのは“ターメリックライス”。ターメリック(うこん)パウダーで色付けをした バター風味のライスは、トマト味噌スープによく合います。
炊飯器で白米を炊く要領で、内釜に研いだお米と水をセットしたら、ターメリックパウダーとバターを入れてスイッチを押すだけ!
(白米2合に対して、ターメリックパウダー 小さじ1/2とバターを10gが目安です。)
鮮やかな黄色のアクセントで、食卓が一気に華やぎますよ。
子どもも大人も大好きなボリューム満点の煮込みハンバーグ。土鍋ごとテーブルに置いてみんなで食卓を囲めば、盛り上がること間違いなし!
ぜひ作ってみてくださいね。
レシピ/ akari
浦和「kurasu_life料理教室」主宰。フードスタイリスト、食育メニュープランナー。野菜をたくさん取り入れること、旬のものを食べて四季を楽しむこと をモットーに毎日料理しています。中国在住経験がある為、中国料理・アジアン料理も好きです。Instagramには、家族の為に作った日々の御飯を投稿しています。
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