もうすぐ八十八夜。新茶を楽しむ季節にぴったりのエコな茶殻活用術!

立春から数えて88日目にあたる5月1日は八十八夜。

この日は古くから種まきや茶摘みなどの農作業を始めるのに最適な時節と言われてきました。八十八夜から6月初旬ごろにかけて摘まれるお茶は「新茶」、「初摘み茶」、「一番茶」などと呼ばれ、新芽から作られる緑茶特有の爽やかな香りが楽しめます。

新茶が多く出回るこの季節。たまには丁寧にお茶を淹れてリラックス…そんなゆったりとした時間を大切にしたいという人も多いのではないでしょうか。

お茶を淹れる時に必ず出るのが茶殻。いつもなら生ごみとして捨ててしまう茶殻ですが、実は、お茶を淹れた後の活用方法がたくさんあるエコなアイテムなのです。

今回は、捨てて終わらない茶殻の再利用方法についてご紹介します。

飲んでおいしいだけじゃない!茶葉の持つ効果とは?

●消臭効果

緑茶の茶葉に含まれるカテキン類には臭い成分を吸着する作用があるので、消臭効果があります。

●抗菌効果

茶葉に含まれるカテキンはポリフェノールの一種で、多くの細菌やカビに対して抗菌効果があります。昔から食中毒の予防にも用いられてきました。

●栄養豊富

茶葉には、多くの栄養分が含まれています。ビタミンCやミネラルのような水溶性の成分はお茶として抽出されますが、茶殻には食物繊維やビタミンE、ビタミンAなどの水に溶けない成分が多く残されています。肥料としても最適です。

茶殻を上手に活用するためのポイント

急須の中に残った茶殻は、水気を含んだ状態ですよね。水気を含んだ状態だと腐りやすくなってしまうので、まずは茶殻を乾燥させましょう。

茶殻を乾燥させる方法

1.茶殻の水気をよくきる

2.天気の良い日に新聞紙などの上に広げて、天日干しを行う

時間のある時には、太陽の光でしっかり乾燥させましょう。

早く水分を飛ばしたい場合には水気をきった後に電子レンジを使い、20~30秒ほど加熱することでカラッと乾燥します。

茶殻のおすすめ活用方法

茶殻の活用方法①「臭い取りとして使おう」

お茶を淹れた後の茶殻は冷蔵庫の臭い取りにおすすめです。

水気を絞った後の茶殻をお茶パック等の容器に入れて、冷蔵庫の奥に入れましょう。緑茶のカテキン成分が、冷蔵庫内の臭い成分を吸着しますよ。

冷蔵庫の臭い取りとして使用する場合には、乾燥させる前の水気を含んだ状態でもかまいませんが3~4日程度で取り替えるようにしてください。

また、茶殻を電子レンジでチンすることでレンジ内の消臭にもなります。急須一杯分の茶殻を耐熱容器に入れて、1分を目安に加熱すれば嫌な臭いもスッキリ取れます。

茶殻の活用方法②「掃除に使おう」

茶殻は掃除にも大活躍!パックに入った状態の茶殻は、キッチンでのスポンジ代わりとしてもおすすめです。茶殻に含まれるビタミンEやビタミンAは油を分解する働きがあるので、皿に残った汚れや油分も茶殻でこすることで落ちやすくなります。茶殻には消臭効果もあるので、生ごみの嫌な臭いを取り除くこともできますよ。

また、床掃除・畳掃除の際には生乾きの茶殻をまいてみましょう。その後、ほうきで茶殻を掃くことで、茶殻の湿り気が埃を抑えます。

茶殻の活用方法③「家庭菜園に使おう」

家庭菜園をしている人は、ぜひ茶殻を肥料として使ってみましょう。茶殻に残ったたんぱく質、繊維が天然肥料となります。また、育てている植物の虫よけにも効果的です。

茶殻の有効活用は今日からできるエコな取り組み

いつもならすぐに捨ててしまう茶殻も、様々な使い方で再利用することができます。どれも特別な準備は必要なく、手間もかからないので、すぐにはじめられるエコな取り組みというのも嬉しいですよね。

緑茶をおいしくいただいた後は、ぜひ急須に残った茶殻を活用したエコな暮らしを楽しんでみてください。

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