食品ロスを楽しく解決!余り食材でエコな持ち寄りパーティー「サルベージクッキング」

今、問題となっている食品ロス。食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことで、日本では年間646万トンの食品ロスが出ています※。

※農林水産省及び環境省「平成28年度推計」

この食品ロスを楽しく解決できる方法として、今話題になっているのが余り食材の持ち寄りパーティーです。英語で「救済する」という意味の「サルベージ」と、調理の「クッキング」を掛け合わせて「サルベージクッキング」とも言われ、現在は全国各地でこの活動が広まっているのだとか。

今回は、地球にもやさしく、楽しくて美味しい、そんな新しい食のスタイルともいえるエコな持ち寄りパーティーの魅力に迫ります!

エコな持ち寄りパーティー「サルベージクッキング」とは?

賞味期限ぎりぎりの食べ物、買いすぎた加工品といった家庭で“持て余している食材”を持ち寄って、美味しく生まれ変わらせるのがパーティーのコンセプト。

地域の方々との持ち寄りパーティーや、忘年会やクリスマスなどのイベント、料理教室など様々な形で開催されています。

ルールは簡単で、1人1品以上の「持て余している食材」を持ち寄るだけ!あとは料理が得意な人や好きな人が主導となって、集まった食材をもとに献立を考案し、それに沿って参加者みんなで調理していきます。

エコな持ち寄りパーティー「サルベージクッキング」に参加するメリットとは?

1.さまざまな料理を知ることができる

これまでワンパターンだった食材の使い方から、新しいメニューや食材の可能性を知ることができます。これから料理をする時のヒントが詰まっています。

2.家に眠る食材を知る

家の中で持て余している食材を探す時、「どうして余らせてしまったのだろう」と考えることで、食品ロスを見直す機会になります。

3.食材を使う達成感

持て余している食材を持ち寄って、パーティーで調理して使い切ることは嬉しくもあり、「美味しく食べ切った」という達成感も感じることができます。「次は家で作ってみよう」、「家にある食材で新しく組み合わせてみよう」など、食品ロスをなくすための行動につながります。

どんなメニューに生まれ変わる?

サルベージクッキングで作られるメニューは、レシピ検索サイトではなかなか出てこないようなアイディアメニューも少なくありません。

保存が利くからといつまでも戸棚に眠らせてしまいがちな乾物や缶詰、レトルトパウチ食品から、使い切れない卵やチーズ、野菜などの生鮮食材まで、サルベージクッキングに持ち込まれる余り食材は様々です。それらの食材がどのように生まれ変わるのか、メニューの一部をご紹介します。

●サルベージクッキングのメニュー例(カッコ内は使用する余り食材)

・車麩のフレンチトースト(車麩×卵)

・素麺ピザ(生地:茹で素麺×チーズ、ソース:レトルトカレー)

・焼きそばロリポップ(潰した焼きそば麺×コーン缶)

・高野豆腐のトマト煮(高野豆腐×トマト水煮缶)

・さば味噌煮のニョッキ風(さば味噌煮缶×白玉粉)

・ゼリーのヨーグルトサラダ(こんにゃくゼリー×きゅうり×ヨーグルト)

このように、和が洋になったり、主食やデザートがおかずに変身したりと、思いもよらない組み合わせのメニューが即興で作られていきます。味わったことのない料理が目の前で生まれる臨場感は、持ち寄りパーティーに参加する醍醐味のひとつです。

余り食材の持ち寄りパーティーを開催するうえで大切なことは、「この材料はこの調理法」というような固定概念を取り外して、そこにある食材だけで作る臨機応変さと自由な発想。

友人や同僚たちとの忘年会で一緒に調理するのも楽しいですし、冷蔵庫にある食材を使うのでお金もかかりません。

この年末は、キッチンの大掃除もかねて余り食材の持ち寄りパーティーで楽しく食品ロスに取り組んでみませんか?

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